【糸満】任期満了に伴う糸満市長選は16日投開票され、市政継続を訴えた現職の當銘真栄氏(58)=無所属=が9403 票を獲得し、いずれも無所属新人の新垣勇太氏(39)、上原正次氏(68)、賀数郁美氏(40)の3氏を破って、2期目当選を果たした。次点の新垣氏に164票差。投票率は55・47%で、前回を0・91ポイント上回った。
南部病院跡地利用の在り方を争点に、対立候補らが同事業への民間活力導入などを掲げたのに対し、當銘氏は国の高率補助を活用した計画推進を訴え、支持を広げた。
糸満市の当日有権者数は4万7576人(男性2万3823人、女性2万3753人)。投票者数は2万6389票だった。(岩切美穂)
當銘 真栄氏(とうめ・しんえい) 1966年5月生まれ。市武富出身。糸満高卒。2013年から糸満市議2期。20年6月の市長選で初当選した。
当 9403票 當銘真栄 無・現2
9239票 新垣勇太 無・新
4368票 上原正次 無・新
2998票 賀数郁美 無・新