【嘉手納・読谷】高校野球県大会で優勝した嘉手納高校野球部の大石哲汰主将(17)や嘉手納町出身の幸地諒承さん(18)、古謝巧真さん(18)らが20日、當山宏嘉手納町長に大会優勝を報告し、「感謝の気持ちを忘れず頑張りたい」(大石主将)と甲子園への抱負を語った。町役場のロビーには職員や町民らが集まり、歓喜の渦に包まれた。
當山宏町長は「保護者や町民にとっても悲願で、大きな夢が達成できた」と祝福。「投打のかみ合う素晴らしい試合を甲子園でも期待している」と激励した。
大石さん、幸地さん、古謝さんもそれぞれスピーチ。「嘉手納町民の支えのおかげで勝てた」(古謝さん)、「全力プレーで頑張る」(幸地さん)などと話した。
選手らは19日には読谷村出身選手らが中心となり、石嶺伝実村長を訪ね、優勝を報告した。