中城村選挙管理委員会(西波照間達也委員長)は19日、16年ぶりの選挙戦となった中城村長選挙(16日投開票)で当選した前村議の比嘉麻乃氏(50)への当選証書授与式を村役場で開いた。村で初の女性村長となった比嘉氏は西波照間委員長から証書を手渡され、「改めて責任の重さをひしひしと感じる。今後は私が村民のご意見を伺う番で、しっかり声を聞き、村政に反映させていきたい」と抱負を語った。比嘉氏の任期は7月4日から4年。
西波照間委員長は「苦しい時、楽しい時を村議16人と一緒に担い、ちょっと忙しくなると思いますが中城のために頑張ってほしい」とあいさつした。
支援者も大勢訪れた授与式の席で、比嘉氏は村議3期の実績を生かしつつ「丁寧で優しい政策で、子育てや高齢者支援、全ての住民サービスに取り組んでいく。議員や村職員としっかり対話しながら新しい風を吹かせて、子どもたちがここで生まれ育ってよかったと思える村を必ずつくることを誓う」と決意を述べた。
(石井恭子)