県内では、熱中症警戒アラートが発表されるなど厳しい暑さが続いている。南城市玉城の奥武島では、名物のトビイカの天日干しが始まった。たいら水産(平勝美代表)の作業場では、梅雨明けから天日干しを始めた。これからトビイカ漁の最盛期となり、作業はピークを迎える。
27日は早朝から、漁師らがさばいた取れたてのトビイカを、従業員らが丁寧に並べて干した。太陽の恵みと磯の香りを含んだトビイカは、島内の鮮魚店で人気商品となっている。作業をしていた女性は「みんなイカの天日干しを待っているから頑張らないと」と笑顔で話した。(ジャン松元、写真も)