地域に歴史いっぱい 「添石めぐり」子ども会の児童ら散策


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 【中城】中城村の添石子ども会は7月23日、夏休み企画として地域の歴史を歩いて学ぶ「添石めぐり」を開いた。児童14人と保護者らが参加し、村教育委員会の文化財調査委員を務める宮城早綾佳さんが案内した。子どもたちに地域のことを知ってもらおうと、初めて企画した。

集落の共同井戸のイーヌカーをのぞき見る児童ら=7月23日、中城村内

 宮城さんは添石ゲートボール広場が黒糖を作る「サーターヤー」だったことや、児童公園近くに、馬を水浴びさせる「ウマアミシグムイ」跡があることを、その場を巡りながら紹介した。宮城さんは「普段何気なく通っている所に、たくさんの歴史が隠れていることを知ってほしい」と話した。

 中城小6年の呉屋怜央さん(11)は「あまり自分の地域を知らなかったけど、住んでいる所に興味を持てた」と楽しんだ様子だった。