【アメリカ】仲西さん(宜野座高)健闘6位 ジュニアゴルフ世界選手権


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アカデミー校の生徒で上位5位入賞はできなかったが、健闘した3人の沖縄出身プレイヤー。左から玉城元気、金城和歌奈、仲西菜摘選手

 今や世界的に幅広く事業を展開している還元水エナジック社(大城博成会長)が、2016年度ジュニアゴルフ世界選手権の開催メインスポンサーとなり、カリフォルニア州テメキュラ市のレジェンド・カントリーゴルフ・コースで7月21日から3日間にわたり開催された。金城義男ニューヨークライフもスポンサーの一部を担った。

 男子優勝者はカリフォルニア州出身の韓国系アメリカ人マシュー・リムさん(17)。トータルは11アンダーで、2位でアジア大会優勝者のバンチャイラウングニティクル=タイ出身=(9アンダー)を制した。

 日本人選手はエナジック社アカデミー校生で、現在カリフォルニアに留学中の玉城元気さん(18)=宜野座高出身=が、14位タイに終わった。スコアは総合で3アンダーだった。

 女子の優勝者はクリスタル・ワングさん(15)、スコアは11アンダーだった。

 日本人選手は仲西菜摘さん(17)=宜野座高2年=がスコア総合で1アンダーで6位が最高だった。糸満高校2年生の金城和歌奈さん(17)がトータルで5オーバー、10位タイの上位入賞者となった。

 日本選手はこぞって「芝目がかなり日本と異なり、難しかった。世界の壁はとても厚いと感じた。しかし今後の練習、研究次第では征服できない距離の差ではない」と声をそろえた。

 エナジック社の大城博成会長は「まずアメリカに学び、それを乗り越えれば、世界を制することになる。沖縄の企業がアメリカのゴルフ選手権の主スポンサーになることができ、これ以上の喜びはない。アカデミー生らは世界に通用する選手に育ってほしい」と激励した。(当銘貞夫通信員)