ピースの愛称で知られる平和卓也さんが、ビデオ撮影のために8月2日から3泊4日の日程で沖縄を訪れた。メインのターゲットはカーエーだったが、3日は慶良間でフカセ釣りに挑戦。午前3時30分に西崎漁港を出船し、夜明け頃に久場島横の嘉喜瀬と呼ばれる磯に渡った。
沖縄には何度か訪れている平和さんにも過酷な暑さの現場だったが、竿を出してすぐに、良型のイスズミを釣り、その後もコンスタントにグルクンなどを釣り上げた。
潮が引いてきたので、午前11時前にポイントを変えてカツオ狙い。仕掛けを入れたら一投目からヒット。バチバチと音を立てて、道糸が飛び出していき、2号竿が大きく弧を描く。
平和さんは歓喜の声を上げ、巧みな竿さばきで魚をいなす。カツオの強い引きにも笑顔を見せながらやり取りをする姿は実に楽しそう。3分後にタモに収まった2キロオーバーのスマガツオ。納竿前の2時18分にも2キロ前後のカスミアジを釣り上げ2日目のロケを終えた。
今回のロケではメインターゲットのカーエーは釣れなかったが、沖縄の磯釣りの魅力は全国の釣りファンに伝わることだろう。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)