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興南ナイン、声を出し練習に汗 きょう第1試合、大阪桐蔭と初戦


興南ナイン、声を出し練習に汗 きょう第1試合、大阪桐蔭と初戦 初戦を前に、打撃練習で汗を流す興南の選手たち=7日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 8日の午前8時に初戦を控える興南は、優勝候補の一角となる強豪・大阪桐蔭と対戦する。最高気温35度の猛暑日となった7日、「声を出せー」と時折コーチ陣から指示が飛ぶ中、選手らは元気よく約2時間の練習に汗を流した。

 打撃練習では、150キロ台の速球を投げる相手投手への対策に取り組んだ。打撃投手はマウンドから打席に近づいた位置で腕を振り、打者は速球の芯を捉えるためにたたきつける打球を意識してバットを振った。守備練習では、シートノックで左打者の多い相手の上位打線をイメージしたシフトを確認。投手陣も左打者を意識して投げ込んだ。

 エース田崎颯士は「今までやってきたことをぶつける。上位打線はバンバン振ってくる。中軸の前にどれだけ走者を出させないかが大事だ」とプランを描く。石川駿介主将は「相手は強豪で早朝の試合だ。いつもより入りが難しくなると思う。アップからしっかりやって、初回からエンジン全開で試合に挑みたい」と気合十分だ。

(名波一樹)