【沖縄】プロ野球セ・リーグのペナントレース優勝まで残りマジック1となった広島東洋カープのキャンプ地・沖縄市で8日夜、広島―中日の応援観戦が行われた。連夜カープファンが集う市上地の居酒屋「島ごはん」には、赤のユニホームを着た市民や市関係者ら約80人が25年ぶりの優勝に突き進む「赤ヘル軍団」に拍手や指笛で熱いエールを送った。
2位の巨人が勝ったため、8日の優勝はなくなったが、カープファンらは「あすこそ優勝だ」と声を張り上げた。
試合は序盤からカープが中日ドラゴンズをリードする展開。新井貴浩選手の左前打など集中打で一挙5点を奪った2回裏には、店内で拍手が鳴り響いた。
北中城村から駆け付けた葛西えいみさん(27)は「カープはじらし上手だ。これでまだ楽しみが残った。あすこそ優勝だ」と満面の笑みを見せた。