第85期新報女性サロン(琉球新報社主催)の第3回講座が13日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。タレントの小堺一機さんが「出会いで学んだこと」と題して講演した。若いころの思い出や芸能界でのさまざまな出会いについて、ユーモアあふれる語りで会場を沸かせた。
小堺さんは、若いころに師事した勝新太郎さんや萩本欽一さんらとの破天荒な逸話を、物まねを交えながら披露。番組「いただきます」で司会を務めた当初、視聴率が伸び悩んだことを振り返り「堺正章さんから『何で1人でしゃべってるんだ』と言われた。開き直って、困った時に『困っちゃった』という顔をしたらお客さんが笑ってくれた」と話した。
勝さんや萩本さんからの助言を挙げ「最初に習ったことの意味が実践で全部分かった。人と一緒にやる、出会った人と話をすることが大事だった」と語った。