石川県の能登と沖縄の食材を使った食事と、会話を楽しみながら能登半島の復興を応援するチャリティーイベント「庭園で酒廻り」が22日午後5~9時まで、那覇市久米の福州園で開かれる。主催は能登ゆいまーる実行委員会。能登の地酒やワイン、特産品のほか県内の泡盛などが振る舞われる。経費を除いた収益は全額、奥能登を拠点に物資配布に取り組む「能登に真心チーム」に託す。
主催メンバーでフードアーティストの後藤紗綾鼓(さやこ)さんと、出演する沖縄民謡歌手の桜庭歩さんが17日に琉球新報社を訪れ、来場を呼びかけた。後藤さんは友人夫妻が石川県で飲食店を営んでおり、復興道半ばの能登の状況を聞いてイベント開催を決意。「食べることは生きること。食を通じて楽しみながら支援を続けたい」と意欲を示した。
チケットは飲食代込みで前売り4千円、当日5千円。