同性カップル2カ月で9組登録 那覇市のパートナーシップ制度


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多くの人が集まったピンクドット沖縄2016=7月17日、那覇市のテンブス館前広場

 同性カップルを公的に結婚相当と認めて登録証明書を交付する「パートナーシップ登録制度」を実施している那覇市で、7月11日から9月29日現在までに9組の登録があった。11月には市などが主催して性の多様性に関するシンポジウムを開く。同市の主催で性の多様性をテーマにしたシンポジウムを開催するのは初めて。

 29日の9月定例会の一般質問で、久場健護総務部長が答えた。古堅茂治議員(共産)への答弁。

 シンポジウムは11月12日に県立博物館で開かれる。米ハワイ州最高裁判所判事で性的少数者(LGBT)当事者のサブリナ・シズエ・マッケナさんによる基調講演があるほか、パネルディスカッションを予定している。