【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリパッド建設に反対する市民ら約200人は、5日午前7時から東村高江のN1地区ゲート前に座り込み「工事を止めて」などのプラカードを掲げながら、抗議の声を上げた。砂利を積んだダンプカー12台と建設資材を搭載したトラック3台が同ゲートに入った。
午前9時半ごろ、機動隊などは座り込みの市民らを排除した。この中で、体調不良を訴える女性もいた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「排除された市民らは機動隊にバスとバスの間に閉じ込められ、1時間もトイレに行けず、排ガスを吸わされたことはおかしい」と強く批判した。
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