東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する住民や支援する人たち約220人が11日午前、東村高江のN1ゲート前で座り込み、建設反対を訴えた。県外の隊員を含む機動隊が座り込む人を1人ずつ排除していった。
午前10時ごろまでに砂利を載せたダンプカー20台がパトカーに先導されて基地内に入った。
10日はこれまでで最も多い66台のダンプカーが搬入した。
この日はフォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム、東京)の呼び掛けで、北海道から九州の参加者約150人が座り込みに参加した。排除する機動隊員や砂利を積んだダンプカーに向かって「帰れ」「基地造りの手助けはやめろ」などと声を上げた。
N1ゲート前の座り込み行動と別に、建設に反対するメンバーら22人は11日朝、工事付近で抗議を展開するために建設現場に向かった。
【琉球新報電子版】