女性アングラー、カンパチ連発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 仕掛け等を手がける釣具メーカーのハヤブサでは全国の釣り好き女性を応援し、一緒に釣りを盛り上げていく、女性だけの釣りグループを結成し隼華(ハヤカ)と名付け活動している。10月11日、北海道をはじめ、東京都、滋賀県などから6人のメンバーが沖縄で泳がせ釣りに挑戦した。

 午前6時に那覇北マリーナを出船し、まずは活き餌となるムロアジを釣った。ムロアジは生け簀に入れ、数十匹釣れたところで泳がせ釣りに挑戦した。釣りに精通したメンバーも泳がせ釣りは初体験というメンバーがほとんどで、船長やクルーの指導の下ムロアジを餌に大物仕掛けを下ろした。

 大物が寄って来たときはムロアジが暴れ、大物が近くにいることを教えてくれる。しばらくすると竿が大きく突っ込んだところでアワセ入れてから電動リールで巻き上げ開始。竿掛けから竿を外し、手持ちで魚の引きに耐えながら海面に魚が浮いたら釣人の勝ちだ。

 最初に海面に浮いたのは6キロのオーマチで、その後は7~13キロのカンパチなどがコンスタントに釣れ、参加したメンバー全員が大物を釣り上げ、沖縄の釣りを満喫した。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9日、泡瀬海岸で53.7センチ・2.38キロのチンシラーを釣った赤嶺道夫さん
9月24日、塩屋湾で67センチのコチを釣った比嘉秀隆さん
8日、宜野湾海岸で41センチ・1.4キロと39センチ・1.1キロのカーエーを釣った新垣孝栄さん

10月12日、那覇一文字で50センチ・1.89キロの尾長グレを釣った高良浩平さん
8日、屋我地海岸で51.4センチ・2.3キロのチンシラーを釣った玉元昭次さん

2日、安謝海岸でオヤビッチャを数釣りした又吉宝虎さん
9日、泊海岸で132センチ・28キロのロウニンアジを釣った高安功さん

11日、渡名喜沖で7~13キロのカンパチやオーマチなどを釣った隼華の皆さん
11日、安田沖で104.5センチ・19.2キロのアーラミーバイを釣った湧川朋憲さん