45歳以上100M 譜久里が日本新 名桜大記録会


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譜久里武

 陸上の第26回名桜大学記録会が22日、名護市陸上競技場で行われ、一般男子100メートルの予選で譜久里武(アスリート工房)が自らの持つM45(45歳以上)日本記録(11秒22)を更新する11秒11を出した。

◇世界マスターズへ弾み

 世界マスターズ選手権(26日開幕)に向けて弾みをつける日本新の樹立だった。譜久里武(アスリート工房)は自らの持つ100メートルM45の日本記録を更新する11秒11をたたきだし、「トレーニングでやっていることを発揮できた」と達成感をにじませた。

 本格的なレースに挑むのは約2カ月ぶり。「世界選手権に向けた調整も兼ねていた」と語る。「ミスがあった」と言うスタートは出遅れたものの、中盤以降に修正した。「後半にかけてうまくまとめられた」と手応えをつかんだ。

 オーストラリアで開催される世界選手権は、28日から100メートル予選が始まる。メダル獲得のために10秒台を出すことを目標に掲げており、「メンタル面が重要になる。自信を持って自分の走りを表現したい」と力を込めた。