泡盛同時乾杯、目指せ1万人 来月2日、参加呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 泡盛の消費拡大、普及を目指す泡盛一万人乾杯実行委員会(玉那覇有彦委員長)は、11月2日に県内外の飲食店で午後8時から一斉に乾杯するイベントへの参加を呼び掛けている。県内60店超のほか、神奈川県、埼玉県、大阪府の飲食店、個人から参加表明がある。那覇市牧志の国際通り屋台村では、2016泡盛の女王・友寄美幸さんも参加して数百人が乾杯する予定だ。実行委の渡嘉敷充副委員長=写真右、富永芳樹事務局長=同左=が28日、琉球新報社を訪れ、イベントの趣旨を説明した。

 泡盛出荷量が11年連続で減少する中、酒造メーカーや飲食業に携わる有志が集い、泡盛普及と飲食業活性化を目的に企画した。9月4日の「古酒の日」に1回目があり、11月1日の「泡盛の日」に合わせ、2回目を行う。

 当日はフェイスブックの公開グループ「泡盛カンパイ」に参加店などが写真を投稿して集計する。

 将来は海外のウチナーンチュにも参加してもらう構想で、渡嘉敷さんは「消費拡大に一役買いたい」と述べ、富永さんは「いちゃりばちょーでーの気持ちで参加してほしい」と話した。

 参加表明や詳細は実行委ホームページ(http://awamori-kanpai.okinawa/shopbosyu/)。