躍動、青春パフォーマンス 県高文祭開幕 70校5000人参加


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創作舞踊「ハーリー」を披露する南風原高校郷土芸能部=4日、那覇市の県立武道館

 第40回県高校総合文化祭の総合開会式が4日、那覇市の県立武道館であった。県内の70校から高校生5千人が参加し、放送や郷土芸能など19部門で活動の成果を披露する。20日まで各部門が開かれるが、英語など5部門はすでに終了した。

 総合開会式で参加生徒を代表してあいさつした那覇国際高校1年の運天ひなたさん=器楽・管弦楽部門=は「沖縄の伝統を継承するという意識を持ち、高校生の文化活動を盛り上げていこう」と呼び掛けた。
 開会式では器楽・管弦楽や弁論、郷土芸能、書道などが舞台発表をした。南風原高校郷土芸能部は8月に広島県で開かれた全国高校総合文化祭でも発表した創作舞踊「ハーリー」を披露。舞台狭しと躍動感のある踊りを見せ、開会式に花を添えた。
 小禄高校書道部は書道パフォーマンスを披露。安室奈美恵さんの曲「HERO」に乗せて数メートル四方の巨大な紙にメッセージと絵を描き、会場を沸かせた。
 グランドフィナーレでは喜納昌吉さんの「花」を舞台発表に出演した生徒約200人が合唱。観覧の生徒や教職員らも口ずさみ、会場は一体感に包まれた。