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本紙連載「佐藤優のウチナー評論」 新潟日報が転載開始


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佐藤優氏

 新潟県の県紙の新潟日報社(本社新潟市、小田敏三社長)は5日、佐藤優氏(作家、元外務省主任分析官)が本紙土曜日付3面で2008年1月から連載している「佐藤優のウチナー評論」の転載を始めた。初回は「沖縄問題の難しさ」のテーマで佐藤氏が書き下ろした。土曜日付オピニオン面で原則月2回掲載する。

 3日付社告や5日付紙面で新潟日報社は「(ウチナー評論は)2008年から沖縄問題を中心に、豊富な情報や知識を基にして、(佐藤氏が)率直な評論を展開し注目を集めています」「琉球新報社の協力で地方紙の交流を図り、多様な視点を読者の皆さんに紹介するため、転載する」としている。

 新潟日報紙上で、佐藤氏は「転載する機会を与えられ、うれしいと同時に真意が伝わるかと少し不安も感じる。ご意見があったら遠慮なく寄せてほしい。率直な意見交換が、沖縄と本土の人々が仲良く手を取り合って、21世紀の日本をよりよくしていくため、不可欠と信じる」と話している。

 「ウチナー評論」は2008年1月からスタートし、連載は457回を数える。