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【八重山】全国に広がる八重山のネットワークを深める「2016全国のやいまぴとぅ大会」(同実行委員会主催)が5~7日、石垣市で開かれた。シンポジウムや交流会があり、全国の八重山出身者や関係者らが交流を楽しんだ。石垣島まつりも市新栄公園を主会場に同時開催され、八重山そば選手権や市民大パレード、ライブパフォーマンスなど多彩な催しで盛大ににぎわった。
やいまぴとぅ大会のシンポジウム「八重山の学力向上/語ろう若者~八重山への思い~」は市民会館で開かれ、石垣市、竹富町、与那国町の八重山3市町の若者ら6人が登壇し、八重山に根付く地域文化活動の魅力に触れ、その環境の中で人材育成を図る大切さなどを提起した。
竹富町青年団協議会の大浜一将会長は「東京で働いた時、地域行事の際に人前であいさつした経験などが役に立った。今後は若い人たちが島に戻ってきても働ける環境をつくりたい」と語った。
石垣市青年団協議会の大濱俊晴会長も「青年会活動を通じて地域とのつながりができた。子どもたちの意欲も引き出せる地域行事を大切にしたい」と話した。
父親が石垣市出身の書道家、豊平美奈子さんは「学力とは知的探求心。学校は地域の協力がないと成り立たない」と指摘し、八重山発展へ地域の力を期待した。
基調講演は竹富町出身でインターナショナルデザインアカデミー校長の前新健氏が学力向上に必要な取り組みなどを紹介した。
※注:大濱俊晴会長の「濱」は、右側がウカンムリに「眉」の目が「貝」