琉球新報社 
【伊江】７日から１泊２日の日程で、大手自動車部品メーカーの矢崎総業関連子会社保険代理店総会及び研修会（ジョットインターナショナル主催）が、伊江村はにくすにと同村にあるホテルＹＹＹクラブイエリゾートで開催され、日本各地から約６０人が来島した。
研修会ではトヨタ自動車と本部町観光協会、今帰仁村観光協会の３者が実証実験中の電気自動車（ＥＶ）の観光アトラクション商品「ちゅらまーいＨａ：ｍｏ（ハーモ）」を体験した。
１人乗り超小型ＥＶのＣＯＭＳ（コムス）に乗車。周遊ルートに沿った観光スポットを案内するタブレット型の専用観光ナビゲーションや、同一行動のドライバー同士が会話できるトランシーバーなどを搭載している。
伊江島内にある５台の車両と本部半島エリアにある車両合わせて２０台が用意され、２時間コースの島内観光を楽しんだ。
体験者は「爽やかな風や自然の匂いを感じて気持ち良かった」「もっと乗りたい気分。次回は妻や家族と一緒に走りたい」「質問しづらいこともマイクごしだと気軽に何でも言えるし、スタッフの豆知識も良かった」と満足げだった。
研修会に合わせて来島したトヨタ自動車の大西洋さんは「ちゅらまーいＨａ：ｍｏを使って、ゆっくり美しい伊江島を満喫してほしい」と話した。（中川廣江通信員）
