“島エジソン”上演へ ミーカガン考案の玉城描く


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 【糸満】糸満市市制施行45周年記念事業として19日にオペレッタ「島エジソン~玉城保太郎」が上演されることになり、本番に向けて練習が行われている。玉城保太郎はミーカガン(水中メガネ)を考案した人で、オペレッタでは糸満の偉人玉城保太郎の勇気と誇り、生きる力、人のために尽くす心を「歌、ダンス、舞踊、演劇」で表現する。

オペレッタを練習する出演者=10月31日、糸満がじゅまる児童センター

 オペレッタには糸満がじゅまる児童センターと西崎太陽児童センターを利用している小学1年から6年までの児童32人が出演する。

 脚本・演出担当の安田辰也西崎太陽児童センター館長は「センターや学校も違い、バラバラになっているのを一つにするのが課題で、ようやくやる気に火がついた」と手応えを感じていた。

 保太郎役の伊是名桜香(さくら)さん(11)=潮平小5年=は「ミーカガンは海人工房でかけてみて知っているが、男役だから男の声を出すのが難しい。せりふやダンス、歌があり、せりふを覚えるのが大事」と練習に励んでいた。

 オペレッタ「島エジソン~玉城保太郎~」は19日午後2時から糸満市農村環境改善センターで上演される。
(玉保世英義通信員)