金澤、福原、宇地原 アジア野球に気合


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日本体表としての国際大会出場に意気込む(左から)金澤海斗、宇地原丈智、福原聖矢=30日、与那原町のマクドナルド与那原店

 野球の第9回BFAアジア選手権(7~13日・中国広東省)の12歳以下の侍ジャパンに選ばれた金澤海斗(泊ファイトクラブ)、福原聖矢(世名城ジャイアンツ)、宇地原丈智(同)の壮行会が30日、与那原町のマクドナルド与那原店で行われた。

 県野球連盟の前西原裕理事長から激励金が手渡された。県内から石垣市の内間究(真喜良サンウェーブ野球部)を含む4人が選ばれており、前西原理事長は「すごいことだ。日本代表として頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 世名城ジャイアンツの福原と宇地原は8月に神宮球場などであった高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントに出場した際、侍ジャパンの仁志敏久監督の目に留まり、セレクションに推薦された。捕手の福原は守備力と肩の強さが評価された。試合では全国屈指の投手をリードし、強みの肩で盗塁を許さないつもりだ。福原は「本番を考えると興奮して眠れなくなる」と気合十分の様子。安定した打撃力もある宇地原は「走者を確実に本塁に帰すバッティングでチームに貢献したい」と意気込んだ。

 金澤は一般応募でセレクションに参加し代表に選出された。本来はショートだが、セレクション時に投球力を見いだされ、投手として登録された。意外な評価に驚く金澤だが「絶対にレギュラーとして活躍する。打撃では2本のホームランを打つ」と活躍を誓った。