沖縄県内で11日から14日までの4日間に発生した交通死亡事故が3件、1日から10日までに飲酒運転での検挙が139件あったことを受け、県子ども生活福祉部と県警本部交通部は14日、県民への緊急アピールを発表した。運転者に車間距離保持や安全な速度の遵守、歩行者に左右の安全確認や明るい服装を心掛けることの他、飲酒運転しないよう呼び掛けた。
14日現在、今年県内で発生した交通死亡事故は36件で、37人が死亡した。今年の交通死亡事故は(1)夜間の事故が66・7%(2)高齢歩行者の死者が全体の27・0%(3)飲酒がらみの事故による死者が全体の32・4%―などの特徴がある。
事故原因は、運転者の前方不注意・安全不確認、歩行者の横断歩道外での横断など。