オスプレイ墜落を受け、県内6市町村議会は16日正午までに、事故発生のほか、同じ日に事故機とは別のオスプレイが米軍普天間飛行場に胴体着陸していたことや、事故に関する在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官の発言などに対する抗議決議や意見書を全会一致で可決した。その上で宜野座村と今帰仁村の両議会はオスプレイの配備撤回を要求した。
宜野座村、嘉手納町、南風原町、今帰仁村の4町村議会は抗議決議と意見書を可決。石垣市議会は抗議決議、国頭村は意見書を可決した。
宜野座村議会は(1)墜落事故の原因を徹底的に究明し、結果を速やかに公表する(2)オスプレイの即時撤去―を要請。今帰仁村議会は配備撤回のほか、辺野古新基地建設を直ちに中止・撤回するよう求めた。
そのほかの議会もそれぞれ原因究明まで飛行停止することや普天間飛行場の早期閉鎖、過重な米軍基地負担、訓練を見直すことなどを要請する文言を盛り込んだ。
【琉球新報電子版】