【渡嘉敷】渡嘉敷村観光大使を務める石垣島出身のキックボクサー廣虎(ひろと)さん(33)=本名・根間裕人、ワイルドシーサー沖縄=が7日、渡嘉敷村役場を訪問し、松本好勝村長にキックボクシング世界王者の報告をした。
廣虎さんは11月のキックボクシング「ISKA世界ライトミドル級タイトルマッチ」で、世界王者に判定で勝ち新王者になった。
廣虎さんは「4度目の挑戦でようやくチャンピオンになれた。今回のタイトルマッチを前に 1週間の渡嘉敷島合宿を行い、過去最高のハードなトレーニングをこなし、スタミナをつけたのが奏功した」と話した。
廣虎さんは5年前から2カ月に1回(約1週間)、渡嘉敷村を訪れ、トレーニングに取り組んでいるという。「島は自然が豊かで、ボクシング環境が整い練習に最適。各地で渡嘉敷島をPRしている」と笑顔を見せた。
廣虎さんは、とかしきマラソン実行委員会の要請を受け、来年2月4日に開かれる第12回とかしきマラソン大会のスターターを務めることを承諾した。(米田英明通信員)