【読谷】2020年の東京五輪大会に向けた女子7人制ラグビー(セブンズ)の国際大会が来年2月18、19日に読谷村の残波岬ボールパークで開催される。同競技の県内での国際大会は初めて。強化試合の一環として、国内のラグビー女性アスリートのレベルアップを狙う。
村は日本ラグビーフットボール協会などと準備を進めている。21日に協会の役員らが来県し、県庁で大会詳細について記者発表する。
大会には日本から2チームが出場するほか、リオ五輪1位のオーストラリアや同5位のアメリカ、6位のフランス、オランダなど海外の強豪国が参加する。
読谷村の関係者からは「国際試合を沖縄で開催できてうれしい。外国からのアスリートにも沖縄の魅力を伝えるきっかけになる」と歓迎する声が上がっている。
大会では、アスリートの意識を向上させる講習会なども開催され、東京五輪に向け、日本代表を目指す選手らの強化を後押しするプログラムも予定されている。
7人制ラグビーはリオ五輪から初めて正式種目となり、注目を集める。大会会場は7人制ラグビーの日本代表が男女ともにキャンプで活用している。
石嶺伝実読谷村長は「歓迎している。今後、東京五輪に向けたキャンプ地としても読谷村や沖縄県がアピールできたらいい」と話した。