日本ラグビーフットボール協会の坂本典幸専務理事と石嶺伝実読谷村長らは21日、県庁で記者会見を開き、来年2月に同村で開催する女子7人制ラグビーの国際大会について発表し、五輪出場の強豪チームが出場することなど大会意義をPRした。
国際大会「OKINAWA SEVENS2017」は2月16~20日に読谷村残波岬ボールパークで行う。日本代表の「サクラセブンズ」のほかに、リオ五輪金メダルのオーストラリアなど計6チームが参加する。18日に総当たり戦のリーグ、19日はトーナメントを行う。観戦は無料。
大会は2020年の東京五輪に向けた若手選手の強化が目的。日本スポーツ振興センターの再委託事業として、日本ラグビーフットボール協会が行う初の国際大会。日本代表合宿受け入れの実績がある読谷村などの協力で実現した。
坂本専務理事は「リーグとは別に、五輪出場チームや選手が集う大会としては意義深い大会だ」とPRした。県ラグビーフットボール協会の宮城博会長は「東京五輪の金メダルに近づける大会にしたい。沖縄での認知度を上げ、競技人口を増やしたい」と多くの観戦を呼び掛けた。学生時代の約16年間、ラグビーに明け暮れた石嶺村長も「村を挙げて成功させたい」と意気込みを示した。
会見に先立ち、坂本専務理事らの表敬を受けた安慶田副知事は「スポーツアイランドをPRしていきたい」と述べ、県として応援することを伝えた。