普久原メロディー壮大に演奏 3楽団と合唱団が公演


この記事を書いた人 松永 勝利
普久原恒勇作曲活動55周年記念コンサート「我した島に捧ぐ」で交響楽団と合唱団の奏でる普久原メロディー。悠久の旋律に会場は魅了された=24日午後4時33分ごろ、沖縄市民会館

 普久原恒勇作曲活動55周年記念コンサート「我(わ)した島に捧(ささ)ぐ」(琉球新報社主催)が24日午後2時から沖縄市民会館であった。普久原さんが作曲した名曲の数々を「琉球交響楽団」「琉球フィルハーモニック」「沖縄交響楽団」の県内3楽団と合唱団など合わせて約150人によって演奏した。
 高宮城徹夫さん指揮の下宮良美香さん(バイオリン)がコンサートマスターを担当した。「島人」や「ゆうなの花」「響(とよむ)」などの「普久原メロディー」がオーケストラ調に編曲され、壮大なハーモニーを奏でた。最後は代表曲「芭蕉布」で幕を閉じた。会場からは拍手と指笛が鳴った。【琉球新報電子版】