プロ野球キャンプイン 県内では7球団始動 県出身選手も元気な姿


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キャンプインした中日ドラゴンズ。投内連携で汗を流す=1日、北谷公園野球場サブグラウンド

 プロ野球の春季キャンプが1日午前、国内外各地で一斉にスタートした。沖縄県内ではロッテ(石垣市)、楽天(久米島町)、阪神(宜野座村)、中日(北谷町)、DeNA(宜野湾市)、ヤクルト(浦添市)、日本ハム2軍(国頭村)が始動した。ランニングやキャッチボールなどで体をほぐした選手らは、投手や野手陣に分かれたメニューなどをこなし、トレーニングに汗を流した。

 昨季、史上初の2年連続トリプルスリーの偉業を達成したヤクルトの山田哲人内野手や本塁打と打点で昨季セ・リーグ2冠王のDeNA筒香嘉智外野手ら人気選手も元気な姿を見せ、球場を訪れた多くのファンらは熱い視線を送った。

 今季のさらなる活躍が期待される中日の又吉克樹投手やロッテの大嶺祐太投手、弟の大嶺翔太内野手、巨人からDeNAに移籍した平良拳太郎投手ら県出身選手も、軽快な動きで新たなシーズンに向けた一歩を踏み出した。

 昨季セ・リーグ最下位で森繁和新監督の下「原点回帰」を掲げる中日は、北谷公園野球場で午前9時半から同町ドラゴンズ協力会(会長・野國昌春町長)による歓迎式を行った。関係者らの激励の後、チーム練習が始まった。

外野をランニングし、ウォーミングアップする中日ドラゴンズ=1日、北谷公園野球場