【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は2日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の海上フェンスの複数カ所でロープを修復する作業を繰り返している。砂浜にまだ多くのフロートが置かれており、作業員が周辺で作業をしているのが確認された。
新基地建設に反対する市民らは辺野古崎と長島の間に設置されている緑色のネットが取り付けられた海上フェンス周辺で抗議を行っている。新たな資機材やこれまでに行われていない作業の様子は確認されていない。
一方、シュワブのゲート前では新基地建設に反対する市民ら約100人が座り込んでいる。午前9時ごろ、機動隊員が市民らを排除している間にクレーン付きトラックなど7台が基地内に入った。
【琉球新報電子版】