中学3年生がTOEIC高得点 東京外大の平均超え 宮城さん(恩納中)


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高得点を報告した宮城潤夏さん(左から2人目)と石川教育長(同3人目)ら=1月30日、恩納村教育長室

 【恩納】恩納中学3年生の宮城潤夏(ゆんは)さん(15)が1月30日、島袋盛吉校長と母親の貴代さん(43)と恩納村役場を訪れ、石川哲夫教育長に国際的英語試験TOEICでの好成績を報告した。

 昨年12月11日に実施されたTOEICで、東京外語大学生の平均スコア(719点)を上回る745点(990点満点)を中学3年生の宮城さんが取った。

 宮城さんは、韓国人の父と嘉手納基地に勤める母と恩納村安富祖に住み、小学3年まではアメリカンスクールに通っていたという。英語が得意で、すでに英検2級を取得している。

 特に英語を聴き取るリスニングに強く445点(495点満点)を取り、ビジネス英会話では全く支障ないレベルという。

 宮城さんは「アメリカに留学してソーシャルビジネスを学び、世の中の役に立つ仕事をしたい、韓国語も学びたい」と話す。石川教育長は「世界に飛躍できるよう頑張って」と激励した。

(小山猛三郎通信員)