「ハイケイ」食べ方いろいろ バーガー、骨付き塩こしょう… 名護で初のフェス


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はねじ鶏フェスティバルでグランプリを受賞した大城精肉鮮魚店=1月21日、名護市の羽地の駅

 【北部】卵を産み終わった鶏のハイケイ(廃鶏)文化を広めようと、はねじ鶏フードフェスティバルの第1回が1月21日、名護市の羽地の駅で開かれた。地元、羽地の6店舗と国頭村のハイケイマイスターが出展した。

 たれつき骨なしハイケイや、骨付き塩コショウ、ハイケイのジャンボバーガーなど、店舗によって味付けや食べ方の異なる多彩なメニューが披露された。訪れた人は各店舗のハイケイを食べ比べ、舌鼓を打った。

 フェスティバルを企画した名護市役所羽地支所の宮里力主事(34)は「地域資源を生かし、羽地をクローズアップさせたかった。ハイケイは北部で普段から食べられていておいしいのに、中南部ではあまり知られていない。地域の名前とともにハイケイを広げていきたい」と話した。

 参加者の投票で選ばれるグランプリに大城精肉鮮魚店、準グランプリにぱねじとりたま食堂が選ばれた。