辺野古座り込み20人強制排除 工事車両25台基地内へ 一時渋滞も 海上でも抗議続く


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座り込む人たちを強制排除する機動隊ら=21日午前9時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前
工事車両の搬入で国道329号には20台以上の一般車両が並んだ=21日午前9時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で21日、工事車両の搬入を止めようと約20人が米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込んだ。午前9時ごろ、機動隊が座り込む人たちの体をつかんで強制排除し、生コン車やクレーン車など25台が基地内に入った。工事車両が全て基地内に入るまでの約10分間、国道329号では一般車両が約30台並び渋滞した。

 大浦湾海上では、基地建設に反対する人たちが抗議船3隻、カヌー13艇を出して抗議した。【琉球新報電子版】