米軍機、夜間に爆音 民間地を低空飛行 宜野座城原区


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 【宜野座】宜野座村城原区で21日夜、米軍機が民間上空で夜間低空飛行を行った。少なくとも午後7時20分ごろから1時間にわたり飛行した。民間地近くのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)で離着陸訓練をしたとみられる。訓練中は米軍機が発する爆音が辺りに響いた。

 城原区はこれまで民間地上空での低空飛行やヘリパッド「ファルコン」の撤去を沖縄防衛局に求めてきた。21日は、「ファルコン」は使われなかった。

 城原区の崎浜秀正区長は米軍機に夜民間地上空での低空飛行が行われたことについて「腹立たしい、としか言いようがない。全てのヘリパッドを撤去してほしい」と述べ、憤った。

 米軍UH1ヘリコプターが複数のタイヤを落下させたことを受けて、同区は17日、沖縄防衛局に「つり下げ訓練の即時中止」「ファルコンの即時撤去」を求めた。