【与那原】与那原町与那原の知念高校裏手からマリンタウン東浜地区につながる「町道港東浜線(くじら橋)」の開通式が25日午前、開かれた。町や与那原署、設計施工業者など関係者らが参加し、橋の開通を祝った。知念高校ダンス部が余興でダンスを披露し、式典を盛り上げた。
くじら橋は2012年度から5年間かけて整備され、総事業費は約8億5千万円。全長93メートル、幅12メートルで片側1車線となっている。東浜地区が埋め立てられる前、橋を架けた付近に「クジラービシ」と呼ばれるクジラに似た岩礁があったことから、当時の思い出を残す意味を込めて橋の名が付けられた。
与那原町の古堅國雄町長は「橋の開通で東浜地区へのアクセスが良くなり、住民の利便性が向上し、地域の発展に寄与することが期待される。建設に関わった多くの皆さんの尽力に感謝する」とあいさつした。
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