新時代の授業実践を考える 沖縄の英語教育フォーラム


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 「第9回沖縄の英語教育を考えるフォーラムin Okinawa」(主催・沖縄の英語教育を考える実行委員会、共催・日本英語検定協会、琉球新報社)が25日、与那原町の沖縄女子短期大学で開かれた=写真。教員や学生ら約140人が参加し、新しい時代に即応した授業展開として、児童・生徒が主体的に授業に参加する「アクティブ・ラーニング」の実践、授業改善などについて考えた。

 パネルディスカッションでは、港川小学校教諭の新川美紀氏、北海道札幌清田高校教諭(前札幌市立北野台中学校教諭)の鎌田洋子氏、普天間高校教諭の仲村昌康氏、専修大学教授の田邉祐司氏が、アクティブ・ラーニングを生かした授業の実践例などを報告した。この中で田邉氏は「理論に根差した実践が大切だ。授業の際には教員の時間より、学習者の時間が多くなるようイメージしてほしい」と、児童・生徒、学生が自ら関わることができる授業展開を強調した。