【ブラジル】「三線の日」音色響く 会場一体、10団体が16演目


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三線の演奏に合わせて踊りを披露するレキオス芸能同好会=5日、サンパウロ市のブラジル沖縄県人会の会館

 「第12回“三線の日”」(照屋マウロ実行委員長)が5日、サンパウロ市のブラジル沖縄県人会の会館で催された。出演した各団体が16の演目を協力し合いながら演奏した。三線の古典・民謡の各団体に加え、琉球筝曲興陽会ブラジル支部、琉球筝曲保存会ブラジル支部が合同で演奏し、筝の音色を響かせた。来場者全員で安里屋ユンタを演奏し、歌う場面もあった。

 野村流古典音楽協会ブラジル支部(真喜屋弘支部長)・野村流古典音楽保存会ブラジル支部(新城盛春支部長)・琉球民謡協会ブラジル支部(照屋マウロ支部長)・琉球民謡保存会ブラジル支部(城間伸明支部長)の4団体の共催。

 ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター会長の島袋栄喜さんがうちなーぐちと日本語、ポルトガル語であいさつしたほか、司会も2カ国語で進行した。日本語は与儀正明さん、ポルトガル語は亀谷ヒサメさんと伊波デボラさんが務めた。最後はカチャーシーで幕を閉じ、副実行委員長の金城秀樹さんが閉会の辞を述べた。

 出演団体は以下の通り。

▽玉城流小太郎会小我知ユリ子琉舞道場、玉城流小太郎会大嶺初枝琉舞道場、玉城流小太郎会千舞知花千恵子琉舞道場、玉城流てだ伯洋の会具志堅洋子琉舞道場、玉城流扇寿会斎藤悟琉舞道場、玉城流玉扇会城間和枝琉舞道場、太圭流華の会天願末子琉舞道場、太圭流華の会伊集ジュリアナ琉舞道場、琉球國祭り太鼓ブラジル支部、レキオス芸能同好会ブラジル支部
(城間セルソ明秀通信員)