神戸と一層の交流を 那覇、糸満市長ら参加 沖縄GOGO!ハイサイフェア


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親睦を深めた沖縄GOGO!ハイサイフェアの関係者ら=7日夜、兵庫県神戸市のフロインドリーブ

 【兵庫で新垣毅】沖縄の踊りや伝統文化、物産などを一堂に集めた「沖縄GOGO!ハイサイフェアinKOBE三宮」(KOBE三宮・ひと街創り協議会主催)の前夜祭が7日夜、兵庫県神戸市の三宮で催された。

 沖縄側からは城間幹子那覇市長、上原昭糸満市長ら多くの関係者が参加し、神戸市の地元関係者と親睦を深めた。

 フェアは神戸開港150年、沖縄―神戸間の航路開設130年、ソラシドエア神戸空港就航5年を記念したイベント。「作陶の貴人・國吉清尚」と題した講演会や、エイサー、沖縄の物産を販売する沖縄フェア、沖縄の写真展などのイベントが8日をメインに30日まで繰り広げられる。

 主催者を代表してKOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長は「神戸と沖縄は長い間、関係を築いてきた。これからもますます仲良くしていきましょう」とあいさつ。日本の近代化に尽くしたジョン万次郎の上陸記念碑の建設を計画している糸満市の上原市長に対し「建立に役立ててほしい」と17万円を贈呈した。上原市長は「建設を急ピッチに進める」と決意を述べ、感謝した。

 城間那覇市長は「今後とも長いお付き合いをよろしくお願いします」と呼び掛けた。