ワタブーショー復活 沖縄市「てるりん祭」にぎやかに


この記事を書いた人 琉球新報社
大勢の観客を魅了した「てるりん祭」=16日、沖縄市の中央パークアベニュー

 【沖縄】戦後の沖縄を代表するエンターテイナーで、2005年に亡くなった照屋林助さんの功績をたたえる「第9回コザ・てるりん祭」(同実行委員会主催)が16日、沖縄市の中央パークアベニューで開催された。歌い手約30人が出演、歌を愛した林助さんの思いをつなごうと、その歩みや共に過ごした思い出を語る演者もいた。

 林助さんと故前川守康さんによる往年の「ワタブーショー」が、守康さんの息子守賢さんとよなは徹さんのコンビで復活。林助さんとのショーでドラムを担当した仲本興次さんも会場を沸かせた。

 林助さんの長男・林賢さん率いるりんけんバンドも出演。園田青年会のエイサーの後は、会場に残った出演者らがステージに上がり、観客も一体となったカチャーシーで盛り上がりった。