国道329号一部が陥没 沖縄市高原 送水管から水流出


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 【沖縄】22日午前3時25分ごろ、沖縄市高原3丁目の国道329号北向け車線の一部が陥没し、穴にタイヤがはまったとして現場を通行していた車の運転手が110番通報した。県企業局によると、同局の送水管に何らかの原因で穴が開き、水が流出して地中が空洞化したことが原因とみられる。沖縄署によると、けが人はいない。

 穴は楕円(だえん)状で、道路を管轄する南部国道事務所によると、長さ2・6メートル、幅1・6メートル、深さ2・7メートルにわたって陥没した。現場は北向け車線の高原交差点手前で、第2車線の一部。22日午前から南部国道事務所と県企業局が復旧に当たり、午後9時20分に終了。午前4時半から両側第2車線の通行が規制されたが、午後9時45分に解除された。

陥没した道路の復旧作業を進める作業員=22日午前9時50分ごろ、沖縄市高原の高原交差点付近