「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)は23日、最終日を迎え、那覇市の国際通りでレッドカーペットが行われた。俳優やお笑い芸人ら約千人が練り歩き、沿道に詰めかけた多くの人が歓声を送った。
沖縄で撮影した映画「カーラヌカン」(浜野安宏監督)に出演した県出身アーティストのGACKT(ガクト)さんもレッドカーペットを歩いた。GACKTさんは「沖縄の美しさをぎゅっと詰め込んだ映画になった。少しでも沖縄の良さを分かってもらえればいい。沖縄に何か貢献したいとずっと思っていたので、作品に参加できてうれしい」と話した。
女優の土屋太鳳さんは「皆さん温かくてパワーがあふれる映画祭だ」とほほ笑んだ。県出身お笑いコンビのスリムクラブ、モデルの玉城ティナさんらも歩いた。
沿道から見ていた平良綾音さん(11)は「初めてレッドカーペットを見に来たけど、いろんな人が見られて楽しい。土屋太鳳さんがかわいくて好き」と話した。【琉球新報電子版】