共謀罪、沖縄県関係議員は野党4氏反対・欠席 自維5氏が賛成 


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 【東京】「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案が採決された23日の衆院本会議では、県関係の衆院議員9氏のうち、自民と維新の5氏が賛成した。野党の4氏はいずれも反対か、反対や抗議の意思を示し欠席に回った。

 与党自民の西銘恒三郎、国場幸之助、宮崎政久、比嘉奈津美の4氏は賛成。理由として一般国民が対象とならないこと、国際組織犯罪への対応の必要性などを挙げた。維新の下地幹郎氏も賛成した。

 一方、野党は自由と社民が本会議前に採決に抗議し欠席する方針を表明。照屋寛徳氏(社民)と玉城デニー氏(自由)は欠席した。本会議に出席した共産の赤嶺政賢氏と無所属の仲里利信氏は反対した。