早実・清宮に熱視線 那覇で招待試合、200人が列


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野球ファンが見つめる中、打席に立つ清宮幸太郎選手=27日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 高校野球の第46回招待試合が27日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で始まり、高校屈指の強打者・清宮幸太郎選手を擁する早稲田実業(東京)と沖縄尚学、美里工業が対戦した。清宮選手を一目見ようと朝早くからファンが駆け付け、報道各社約30社も集うなど注目の高さをうかがわせた。試合はいずれも早実が勝ち、清宮選手は6打数1安打で本塁打なしだった。

 午前5時ごろには既に5、6人が並んでいた。同8時予定だった入場券販売を同7時15分に早めた時点で200人近くが列をつくった。少年野球の選手や携帯電話のカメラを構えた人が熱視線を送った。

 1安打に終わった清宮選手は「期待に応えられず申し訳ない気持ち。明日は自分の打撃を見てもらいたい」と語った。28日は美来工科と興南が早実と対戦する。招待試合に早実が招待されるのは2006年以来、3度目。