基幹病院の実現 北部首長が要請 鶴保沖縄相と懇談


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 【北部】鶴保庸介沖縄担当相は28日、名護市の万国津梁館で北部12市町村の首長と懇談会を開き、北部地域が抱える問題に関する要望を聞いた=写真。北部市町村会会長の高良文雄本部町長は中南部との医療格差を指摘し、医師不足を改善するための基幹病院実現に向けた協力を求めた。

 高良町長は「常に医師不足で産婦人科、小児科のほか、中南部で普通に受けられる高度な医療が受けられない」と説明した。

 鶴保氏は記者団に「北部の医療の在り方に関しては第一義的には県が考えることだが、私たちとしては協力を惜しまずやっていきたい」と話した。