宇宙人みたいな危険生物 沖縄県・ハブクラゲ注意報を発令


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ハブクラゲ(県衛生環境研究所提供)

 県保健医療部は1日、ハブクラゲ発生注意報を発令した。9月30日まで。例年、ハブクラゲに刺される被害が多発する海水浴シーズンの6~9月に発令している。昨年度の県内のハブクラゲ被害報告件数は145件。うち遊泳中が131件だった。県は「できるだけハブクラゲ侵入防止ネットの中で泳いでほしい」と呼び掛けている。

 県は2日、那覇市内で、ハブクラゲなどの危険生物による被害予防策や対処法の講習会を市町村職員向けに開いた。講師の県衛生環境研究所・福地斉志研究員はハブクラゲに刺された場合の対処法について(1)すぐに海から上がる(2)患部に酢をたっぷりかける(3)ハブクラゲの触手をそっと取り除く(4)痛い時は氷や冷水で冷やす-などの応急処置を解説した。