サッカー明治安田J3第12節第1日は10日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場などで6試合を行い、FC琉球はAC長野パルセイロ(5位・5勝3分け2敗)と対戦し、1―1で引き分けた。
前半は長野の攻撃をしのぐ時間が続いたが、後半は攻撃がシュートで終わるようになり、徐々に流れをつかんでいた。しかし、後半終了間際、相手のコーナーキックから痛恨のヘディングシュートを決められた。アディショナルタイムに入って後がない琉球が必死の猛攻撃を仕掛け続け、DF才藤龍治が相手ゴール前でファウルを奪う。ペナルティーキックとなり、最後につかんだ好機をMF富所悠がしっかりネットを揺らし、同点で乗り切った。
琉球は4勝5分け3敗で勝ち点は17となった。
琉球は、アウェーでの2連勝を含めて5月から負けなしと勢い付いていた。この日も終盤にピンチを背負ってもしっかり食らい付く底力を見せた。
琉球の次戦は25日、同陸上競技場でガイナーレ鳥取と対戦する。【琉球新報電子版】