水球の第68回末弘杯全九州高校選手権水球競技大会は11日、福岡県立総合プールで行い、決勝に進出した那覇西が鹿児島南をペナルティースロー合戦の末に8―7で競り勝ち、沖縄県勢初優勝を決めた。
決勝戦では1点を追う展開の中で、宮城慎哉が残り1秒で同点ゴールを決め、望みをつないだ。ペナルティースロー合戦になるとセーブ力のあるGK伊波盛一朗が相手シュートを連続3本止めて、勝利を引き寄せる大活躍を見せた。大会では那覇西から玉川貴涼が最優秀賞、砂邊利貴が優秀選手賞を受賞した。
決勝トーナメントには那覇商業も進出したが、1回戦(準々決勝)で宮崎工業に3―17で敗れた。