降下訓練、旧駐機場使用、F16配備に抗議 沖縄市議会が決議


この記事を書いた人 志良堂 仁
嘉手納基地に関する抗議決議について、起立して賛成の意志を示す沖縄市議=15日、沖縄市議会

 【沖縄】沖縄市議会(普久原朝健議長)は15日、本会議を開き、米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練とU2偵察機の旧海軍駐機場使用によるSACO合意違反、F16戦闘機の暫定配備について抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

 抗議決議の宛先は駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米国総領事など、意見書の宛先は内閣総理大臣、沖縄および北方対策担当大臣、沖縄防衛局長など。21日に日米の関係機関を訪ね、抗議要請する。