レスリング屋比久、全日本選抜V 初の世界選手権へ


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75㌔級で優勝したALSOKの屋比久翔平(右)=17日、東京都の代々木競技場第2体育館(県レスリング協会提供)

 レスリングの世界選手権(8月・パリ)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権第2日は17日、東京・代々木第二体育館で男女計9階級を行い、男子グレコローマン75キロ級の屋比久翔平(浦添工高―日体大―ALSOK)が阪部創(自衛隊体育学校)を5―1の判定で退け、初の栄冠を手にした。

 屋比久は毎年年末に行う全日本選手権を2015、16年と連覇しており、昨年末の全日本選手権と今回の全日本選抜の2冠により、世界選手権代表の座を初めて獲得した。県勢のレスリング世界選手権出場は、1989年に男子グレコローマン82キロ級初出場で10位、91年にも再び出場した屋比久の父・保さん(北部農林高レスリング部監督)以来、26年ぶり。【琉球新報電子版】